感情にフタをして生きてきたあなたへ

コラム

「気持ちが分からない」って、ダメなこと?

本当は何を感じているのか、自分でもよく分からない
そう感じたことはありませんか?

怒っているのか、悲しいのか、さみしいのか、
どれもピンと来なくて、
ただ胸の奥がモヤモヤしているだけ。

そんなとき、
「ちゃんと気持ちを言えない自分はおかしいのかな」
と責めたくなるかもしれません。

でも、実はその“分からなさ”には、
ちゃんと理由があるんです。

感情にフタをすることは「心を守る手段」だった

私たちは、幼い頃から
「泣かないで」「怒っちゃダメ」
「空気読んで」「我慢して」
そんな言葉を聞きながら育ちます。

そのたびに、心は小さなフタをつけていきました。
感じるより、抑える方が安全だったから。

その結果、
“感じる力”そのものが鈍くなってしまうことがあります。

これはあなたの弱さじゃありません。
心が、がんばって守ってきた結果なんです。

「気づくこと」が、自己理解のスタートになる

自分の気持ちが分からないことに気づいたとき。
それが、自己理解のスタート地点です。

「私はいま、どう感じてる?」
そうやって問いかける練習を、
少しずつしていけばいい。

完璧な言葉でなくていい。
「モヤっとする」「なんか苦しい」
そんなあいまいな表現でも、立派な感情です。

安心できる場で、自分をゆっくり取り戻す

とはいえ、ひとりで向き合うのは
やっぱり少しむずかしいもの。

だからこそ、
自分の感情を言葉にする練習
安心できる場で、少しずつしていくことが大切です。

私たちが運営している
心理ナレッジカフェ」では、
心理の知識がなくても参加できる
やさしい対話の場を毎月ひらいています。

✔気持ちを静かに見つめる
✔ことばにして誰かと分かち合う
✔他の人の話からヒントをもらう

その積み重ねが、
「自分ってこう感じる人なんだ」
という手ざわりにつながっていくんです。

感じることを、もう一度、取り戻していくために

もし今、
「なんか分からないけど苦しい」
「心の奥がいつもモヤモヤしている」
そんなふうに感じているなら、
それは、心が小さくサインを出しているのかもしれません。

焦らなくて大丈夫。
少しずつ、あなたのペースで。

自分を大切にする練習を、
このカフェで一緒に始めてみませんか。


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